裁縫・型紙

【十二単・束帯】小袖(こそで)について

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 十二単(じゅうにひとえ)、束帯(そくたい)とも肌着として身につけているのが「小袖(こそで)」と呼ばれる衣類です。

ご注意

 このサイトで公開している情報は「ひな祭りに関する知識・リカちゃん人形に関する知識・衣装に関する知識、すべてがない「ど素人」」が独学で(付け焼き刃的に)覚えた知識です。このため、情報が間違っていたり、制作過程に問題があることもあります。
 あくまで参考程度に、温かい目でお読みいただけると幸いです。
 また、前述のように「間違った知識」の可能性がありますので、情報の転載や制作物の販売等はお控えいただけると幸いです。

小袖(こそで)の製作例

小袖(こそで)に関して

小袖(こそで)の素材・生地

 生地に関しては「十二単のはなし―現代の皇室の装い」に記載がありませんでした。ネットを探しても「これ」という記事がみつからず…
 時代衣装の縫い方という文献では、鶴岡八幡宮の御神服では表地は繁菱文様(しげびしもんよう)の白綾、裏地には白平絹を使用しています。
 また、同じく時代衣装の縫い方という文献で紹介している「藤原基衡公白平絹小袖」では表裏ともに白平絹を使用しています。

小袖(こそで)の色・模様

 色に関しては、「十二単のはなし―現代の皇室の装い」の図解をみると、女性・男性ともに「白」の小袖を着用されています。模様もありません

小袖(こそで)の縫い方など

 袷(あわせ/裏地あり)が一般的なようです。
 下記のサイトでは(江戸時代ではありますが)、小袖は袷であるという記述が見られます。
単(ひとえ)は小袖とは言いません。
引用:和服の基礎知識バックナンバー054


 また、wikipediaには(武家の小袖ですが)、綿入れの記述があります。
四月一日~五月四日、九月一日~九月八日は袷着用。九月九日~三月末日は綿入れ、五月五日~八月末日は単衣
引用:小袖 - Wikipedia

 これらのことから、今回は「袷」の型紙を制作することにしました。

小袖(こそで)の着用方法


 夏以外の小袖は1枚ではなく、数枚重ねて着用します。小袖を複数枚重ねて着ることで、秋・冬・春の寒さを防いだのでしょう。
 実際の雛人形を見てみても、写真のように1~2枚ではなく、3枚以上の小袖を着用している女雛が多く見られます。

 また、和服裁縫 礼服編という文献には、江戸時代ではありますが、下記のような一文が見られます。
江戸時代には、小そでは1枚で着用することはほとんどなく、必ず2枚以上重ねることを通用とした。二枚重ねは最小限度で、三枚重ねが最も普通で、上流階級では4枚も重ねた。
 そこで後には、そで口、振り八つ口、えりつけ、すそまわりを二枚重ねに見える仕立て方が工夫され、これを比翼仕立てと称し、用布が少なくてすむことと、着用のとくも具合よく重なるので多くの人に用いられるようになった。
引用:和服裁縫 礼服編

参考にさせていただいたサイト様


 小袖の「図」が掲載されています。


 十二単体験の動画です。十二単体験だと長袴を履いた姿で登場されることが多いですが(長袴もある意味肌着の一種なので)、小袖姿で登場されるのは珍しいです。
 実際に小袖がどのくらいの長さなのかが分かります。

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