裁縫・型紙

【十二単】裳(も)について

更新日:

 十二単(じゅうにひとえ)でもっとも最後に着用するのが「裳(も)」になります。唐衣(からぎぬ)の背に当てます。

ご注意

 このサイトで公開している情報は「ひな祭りに関する知識・リカちゃん人形に関する知識・衣装に関する知識、すべてがない「ど素人」」が独学で(付け焼き刃的に)覚えた知識です。このため、情報が間違っていたり、制作過程に問題があることもあります。
 あくまで参考程度に、温かい目でお読みいただけると幸いです。
 また、前述のように「間違った知識」の可能性がありますので、情報の転載や制作物の販売等はお控えいただけると幸いです。

裳(も)の製作例

裳(も)に関して

裳(も)の素材・生地

 裳本体は単衣になります。素材は綾織物になります。
律令制の崩壊と国風文化の興隆により単の裳だけになっていったと見られる
引用:wikipedia


 大腰、引腰は袷(あわせ)です。裏地は綾(あや)が多く、表地は浮織物(うきおりもの)を採用することが多いようです。
 小腰は唐衣の共裂(ともぎれ/同じ生地)を使います。

裳(も)の色・模様

 色は唐衣と同じく、禁色があります。実際に用いられている色は白、赤、青、裾濃(すそご)などになるそうです。裳本体の模様は松、鶴、桐竹、鳳凰、海賦(かいふ)などの模様だそうです。
三重襷(みえだすき)の地文の上に松、鶴、桐竹、鳳凰、海賦(かいふ)などの模様が地摺り、箔押、纐襭(こうけち)、描絵などでほどこされている。色は白、赤、青、裾濃(すそご)などがある。
引用:十二単の基礎知識 | 一般財団法人 民族衣裳文化普及協会

※三重襷(みえだすき):模様の一種。格子縞。
 実際の雛人形をみても、松や梅(桜?)、桐などが美しく描かれているものが多いです。

 引腰・大腰に関しては記載があるものが少ないので、実例を元にまとめると、表地は白に窠(か)に霰文(あられ)文様が多く、裏地は白、文様は小菱文等が用いられるようです。
・引腰および大腰の表裂には白地窠霰文様(しろぢあにあられもんよう)の綾を、裏裂は白羽二重(はぶたえ)を使用する
引用:時代衣裳の縫い方―復元品を中心とした日本伝統衣服の構成技法

(皇后陛下)白色窠(か)に霰文(あられ)の浮織物(うきおりもの)で、白色小菱文の固地綾(かたじあや)を裏としています。引腰には五色の糸で「山道(やまみち)」という飾りをつけ、それに松の木を刺繍しています。また大腰にも五色の糸の指し飾りがあります。
引用:十二単のはなし―現代の皇室の装い

裳(も)の縫い方など

 構成は複雑です。
裳(も)は唐衣(からぎぬ)の背の裾に当てて着ける「大腰(おおごし)」、後ろに引く二筋の「引腰(ひきごし)」、裳を腰に結びとめる「小紐」と「小腰(こごし)」(「掛帯(かけおび)」とも)、それに八幅からなる「裂(きれ)」から構成される複雑なものです。
引用:十二単のはなし―現代の皇室の装い

 各パーツに関する説明はwikipediaの方が分かりやすいかもしれません。
・大腰:袴の腰板のようなもの
・引腰:二本の後ろに引きずる紐のようなもの(※飾り紐のようなもの)
・小腰:腰のベルトとなるもの
・裳(本体):プリーツスカートのようなもの
参照:wikipedia

裳(も)の着用方法

 裳は唐衣の上に着用します。
 手前側(胸側)には小腰が垂れます。

参考にさせていただいたサイト様


 十二単・裳の後ろ姿がよく解る写真が掲載されています。

-裁縫・型紙
-,

Copyright© 雛人形 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.