裁縫・型紙

【十二単・束帯の型紙】肌襦袢(はだじゅばん)の作り方【着せ替え人形用】

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 十二単(じゅうにひとえ)や束帯(そくたい)の最も下に着用するものは小袖(こそで)と呼ばれる白い着衣ですが、長さがあること(布をたくさん使う、縫うのに時間がかかる、着膨れする)、袷(あわせ/裏地あり)ということで難易度が高くなる、というデメリットがあります。
 着せ替え人形用の雛人形を作る際には、最も下に着用する小袖が作る際のハードルになってしまいかねません。最初からつまずいてしまうのももったいないですよね。
「着せ替え人形用」であれば、小袖の代わりに単衣(ひとえ/裏地なし)で丈の短い「肌襦袢(はだじゅばん)」で代用することもできるのではないかと思います。
 また、「小袖について」の項目に記載しましたが、本来小袖は複数枚着用するものだそうです。3枚重ね着させるつもりであれば、上の1枚は小袖にして、下2枚は肌襦袢にしてもいいかもしれませんね(あくまで着せ替え人形用の話です)。

ご注意

 随時更新・随時手直し中です。写真や作り方は予告なく変更することがあります。
 このサイトで公開している情報は「ひな祭りに関する知識・リカちゃん人形に関する知識・衣装に関する知識、すべてがない「ど素人」」が独学で(付け焼き刃的に)覚えた知識です。このため、情報が間違っていたり、制作過程に問題があることもあります。
 あくまで参考程度に、温かい目でお読みいただけると幸いです。
 また、前述のように「間違った知識」の可能性がありますので、情報の転載や制作物の販売等はお控えいただけると幸いです。

肌襦袢(はだじゅばん)とは

 肌襦袢(はだじゅばん)の正式な生地・作り方については下記もご参照ください。

肌襦袢(はだじゅばん)の型紙

【束帯・十二単/肌襦袢】型紙(PDF)
2018年3月17日変更

肌襦袢(はだじゅばん)の製作例





↑さらしにて制作分




↑ダブルガーゼにて制作分

肌襦袢(はだじゅばん)の作り方

 あくまで自己流の作り方を記録したものです。
 本物を作りたいのであれば十二単・束帯の作り方が掲載されている本の購入をおすすめします。

肌襦袢(はだじゅばん)制作の注意点

 生地等は正式なものではなく、手に入りやすい生地を使っています。正式な生地はこちらもご参照ください。

・馬乗りと呼ばれる、脇の縫い合わせの裾側に開きがあります(着せ替え人形用であれば作らなくてもOK)。


・男性用でも身八つ口を作ってもOKです(現代で売られている男性用肌襦袢では、通気性確保のために男性用も脇の下が開いているものもあります)。

肌襦袢(はだじゅばん)制作で使用した材料

・白色の布(今回はダブルガーゼを使用)
・白色の糸

肌襦袢(はだじゅばん)制作で使用した道具

・針
・マチ針
・裁ちばさみ
・アイロン

肌襦袢(はだじゅばん)の制作過程

・単衣の縫い方と同じです。十二単の単(ひとえ)の項目をご参照ください。

 以下2018年3月17日追記分です。

袖を作る


袖底の袋縫い


 袖底を袋縫いにします。
 袖を表を上にして半分に折り、袖の「底」を縫い合わせます。


 袖を裏返し、先ほど縫ったの「底」の「上」を縫い合わせます。

袖口をくける


 袖口を裏側向かって三つ折りにし、表に針目が出ないように縫い合わせます(三つ折りぐけがベストですが、苦手な方は洋裁の「まつり縫い」か「ボンド」でもOK)。写真はまつり縫いです。 

身頃を縫う


背縫い


 背中の部分を袋縫いします(背縫い)。
 後身頃の裏同士を合わせ(外表)、表側から背の部分を縫い合わせます。


 裏返して表同士を合わせ(中表)、先程縫った背の部分の「上」を縫い合わせます(袋縫い)。

アイロンをかける

 背縫いの縫い代は左身頃に折り、アイロンをかけます(きせをかける)。

脇縫い


 前身頃と後身頃の表同士を合わせ(中表)、馬乗り部分は縫わず、身八つ口まで脇を縫い合わせます(脇縫い)。

アイロンがけ

 アイロンをかけます(きせをかける)。
 脇縫いの縫い代は前身頃側に折り、アイロンをかけます。

端の処理


 馬乗り、裾の端を三つ折りにし、アイロンをかけます。


 表に針目が出ないよう、縫います。本来は三つ折りぐけですが、苦手な方は洋裁の「まつり縫い」か「ボンド」でもOKです。写真はまつり縫いです。

衿付け


アイロンをかける


 衿を付ける下準備をします。
 衿の片方を2mm程度裏側に向けて折り、アイロンをかけます。

まち針で位置を合わせる

 身頃の表と衿の表を合わせ(中表)、まち針等で位置合わせをします。
 このとき、衿先0.5cm程度は身頃より長めに取ります。

衿を縫い合わせる


 衿を付けます。身頃の下から衿肩あき、反対の身頃の下まで縫い合わせます。

衿先の処理


 衿先を表を内側にして半分に折り、先を縫い合わせます。

衿付け


 衿を表に返して半分に折り、衿を縫い合わせます。

袖付け


 袖と身頃を縫い合わせます。

肩山・袖山を合わせる

 身頃を裏返し、表に返してある袖を肩に入れ(中表)、袖山を合わせます。

袖付け


 身頃との袖付けと袖の袖付けを縫い合わせます。


身八つ口をくける


 身八つ口となる部分(袖付けの標より下の部分)を内側に折り、表に針目が出ないように、折り返した部分を縫い合わせます(耳ぐけ)。苦手な方は洋裁の「まつり縫い」か「ボンド」でOKです(写真はまつり縫い)。

身頃の袖付けをくける


 身頃の袖付け部分を内側に折り、表に針目が出ないように縫い合わせます。苦手な方は洋裁の「まつり縫い」か「ボンド」でOKです。

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