裁縫・型紙

【束帯の型紙】大口(おおくち)の袴の作り方【着せ替え人形用】

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 大口(おおくち)の袴は、束帯(そくたい)において表袴(うえのはかま)の下に着用するものです。下着・肌着の役割となっています。
 ただ、表袴を着用すると上からはほとんどみえない上、大口袴を着用させるとかさばるので、着せ替え人形においては省略してもいいと思います。例えば、リカちゃんやジェニーちゃんの十二単や束帯の型紙が掲載されている「ジェニー (No.13) 十二単と花嫁衣装 Heart warming life series―わたしのドールブック」でも大口袴は省略されています。

ご注意

 随時更新・随時手直し中です。写真や作り方は予告なく変更することがあります。
 このサイトで公開している情報は「ひな祭りに関する知識・リカちゃん人形に関する知識・衣装に関する知識、すべてがない「ど素人」」が独学で(付け焼き刃的に)覚えた知識です。このため、情報が間違っていたり、制作過程に問題があることもあります。
 あくまで参考程度に、温かい目でお読みいただけると幸いです。
 また、前述のように「間違った知識」の可能性がありますので、情報の転載や制作物の販売等はお控えいただけると幸いです。

大口(おおくち)の袴とは

 大口(おおくち)の袴の正式な生地・作り方については下記もご参照ください。

大口(おおくち)の袴の型紙

【束帯/大口】型紙(PDF)

大口(おおくち)の袴の製作例

大口(おおくち)の袴の作り方

 あくまで自己流の作り方を記録したものです。
 本物を作りたいのであれば十二単・束帯の作り方が掲載されている本の購入をおすすめします。

大口(おおくち)の袴制作の注意点

 生地等は正式なものではなく、手に入りやすい生地を使っています。正式な生地はこちらもご参照ください。
・サイズは実物の約1/7です。
・表袴を上に着用させたときにかさばらせないよう、脚の幅を狭めています。
・紐はリボンテープで代用可能です。
・襠はなくてもOKです。ないほうが見た目がよくなります。
・ヒダの数が異なります(正式には3本ですが、脚の幅を狭めたために2本で取っています)。
・紐に芯材を入れていません。
・紐の模様は専用の紐ではなく、刺繍糸で代用しています。

大口(おおくち)の袴制作で使用した材料

・赤い布(今回はダブルガーゼを剥いで薄いガーゼ状に)
・赤い糸
・刺繍糸(白)

大口(おおくち)の袴制作で使用した道具

・針
・マチ針
・刺繍針
・裁ちばさみ
・アイロン

大口(おおくち)の袴の制作過程

脇明き部分の縫い合わせ



 脇明き部分を縫い合わせます。
 表布、後布ともに裏返し、表布・裏布の脇明き部分を縫い合わせます。

相引の縫い合わせ


 相引を縫い合わせます。
 後布は表に、前布は裏返しにして半分に折ります。



 後布を前布で挟み、相引を縫い合わせます。

縫い代を手前に返し、アイロンをかけます。

左後脚の襠付け(省略可)


 左後脚に襠を付けます。
 襠を左後脚布で挟み、4枚で縫い合わせます。

左前脚の襠付け(省略可)



 左前脚も同様に、襠を左前脚布で挟み、4枚で縫い合わせます。

左脚股下の縫い合わせ



 左脚の股下を縫います。
 左前脚の布で左後脚を挟み、縫います。

右後脚の襠付け(省略可)



 右後脚に襠を付けます。
 右後脚布で襠を挟み、4枚で縫い合わせます。

後股上の縫い合わせ


 後股上を縫います。
 右後股上を左後股上で挟んで4枚で縫い合わせます。

右足前襠部分の縫い合わせ(省略可)


 右前脚の襠付部分は襠を縫い合わせず(明き口)、襠付け部分の表裏を縫い合わせます。

前股上の縫い合わせ


 前股上を縫います。
 左前脚上を右前脚上で挟んで4枚で縫い合わせます。

右脚股下の縫い合わせ


 右脚の股下を縫います。
 右後股下を右前股下で挟み、4枚で縫い合わせます。

ヒダを取る


 前後ともにひだをとります。正式なひだの数は左右3・3ですが、着せ替え人形サイズなので2・2でとります。
「つまみひだ」と呼ばれる浅いひだなので、裾まできっちりひだにする必要はありません。

ひだのしつけ


 ひだをとったら仮止めします。

紐の準備


 紐(もしくはリボンテープ)で紐にします。
 布から紐を作る場合、紐の長辺を内側に2mm程度折り、アイロンをかけます。
 半分に折り、アイロンをかけます。

紐の仮留め


 紐は左脇からみて、前紐が30cm、後ろ紐が20cmになるようにして、前布と後ろ布に仮留めをします(しつけ)。
 紐の表裏で身頃を挟み込みます。
 前布・後布ともに刺繍糸で模様をつけます(上刺し)。このとき、裏布→身頃→表布というように、身頃も一緒に針を通します。
 模様はヒダとヒダの間は小さく、ヒダ部分は大きくなるようにします(型紙参照)。

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